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妊娠中、乳首や体の黒ずみについて

      2016/01/06

今回は妊娠中になぜか黒ずんでしまう乳首や体の黒ずみについて解説していきます。
黒ずんでしまう仕組みや黒ずみを防ぐための方法もまとめましたので、ぜひご参考になさってくださいね。

1.黒ずみの仕組み

1−1.ポイントはメラニン色素

そもそもお肌が黒ずむのは、「メラニン色素」という色素が体の一部に集まることで発生します。
このメラニン色素が発生しないような工夫をすることで、黒ずみは抑えることができます。実は妊娠中はある理由で、
このメラニン色素が発生しやすくなっているのです。しかし、妊娠中ではないときにも、メラニン色素は発生することがあります。

2.普通はどうやって黒ずむ?

2−1.日常生活でも発生するメラニン色素

メラニン色素は決して妊娠中にのみ発生するものではありません。実はメラニン色素は、カミソリでムダ毛を剃毛した際にも発生します。これは肌が傷ついたことに反応して発生しているのです。意外に思われるかもしれませんが、メラニン色素の発生は体の防衛反応なのです。
妊娠中のメラニン色素の発生と体の防衛反応というのがうまく頭の中で結びつかないかもしれません。具体的に内容を深めていきましょう。

3.妊娠中に黒ずむ理由

3−1.ホルモンバランスの変化

そもそも妊娠4週を過ぎるころから、乳房のハリや乳首が敏感になるなどの変化とともに、だんだんと乳首が黒ずんできますよね。これは妊娠に伴って体内ホルモンのバランスが変化しているからです。このホルモンバランスの変化とメラニン色素の発生が関連しているのです。

具体的には、妊娠20週目に入ると卵胞ホルモンのエストロゲンと黄体ホルモンのプロゲステロンの分泌が急激に増え、メラノサイトというメラニンを形成する色素細胞が刺激を受けます。

3−2.メラニン色素が発生

その結果、メラニン色素が増加し、色素沈着が起こりやすくなるのです。ですから、妊娠中は乳首の黒ずみができやすくなるのです。特に乳首や乳輪、ワキのほか外陰部などのデリケートゾーンは元からメラニン色素が多いので、余計に黒さが際立ってしまいます。

3−3.シミ、そばかすの原因にも

メラニン色素は黒ずみだけでなく、シミやそばかすの原因でもあります。ですから、これまで薄かったシミやソバカスが濃くなったり、脇や足の付け根など、体のあらゆる箇所に色素沈着が見られるようになる可能性があります。なんだかこのようにまとめると、妊娠に対してネガティブなイメージができてしまうかもしれませんね。しかし、この黒ずみにはきちんとした意味があるのです。

4.黒ずむメリット

4−1.授乳に備えている

メラニン色素は肌を守る働きがあるため、乳首に関しては赤ちゃんの授乳に備えて黒ずんでくれているのです。メラニン色素の発生により、肌がある程度硬くなります。この意味で授乳に備えることができています。産後は1日に10回近く、休むことなく赤ちゃんへの授乳が必要となります。力いっぱいおっぱいに吸い付く赤ちゃんに対応できるように、からだが自然と準備を始めているのです。しかし、メリットがあるにしても一生黒ずむのは嫌ですよね。黒ずみは元に戻るのでしょうか。

5.妊娠が終わった後の黒ずみ

5−1.元に戻るのか

実は妊娠中の黒ずみは一時的な変化であって、多くの場合は出産後に元に戻ります。これは出産することで、ホルモンバランスが元の状態に戻るが理由です。さらに、授乳が終われば乳首を保護する役割が終わるので徐々に薄くなります。一般的に妊娠・出産により黒ずんだ乳首は、授乳回数が減っていくにつれ、自然にある程度はもとの色へ戻っていきますから安心してくださいね。

5−2.完全に戻るとは限らない理由

しかし、完全に元通りになることはまれです。何の手入れもなしに、妊娠や出産によって一度黒くなった乳首を完全に元のピンク色に戻すのは難しく、皮膚科で乳首の黒ずみ治療するを人も少なくありません。これは、乳首はホルモンバランス以外にも、インナーや授乳による摩擦で、肌の新陳代謝が乱れやすい場所であることが原因です。それでは具体的なケア方法を見ていきましょう。

6.黒ずみを防ぐ方法

6−1.乳液やクリームを塗る

代表的なケア方法としては、ビタミンC誘導体などの美白成分を配合した乳液やクリームを使用する方法です。また、より高い効果を望む場合は黒ずみ専用のクリームやジェル、ピーリング剤を使用する方法もあります。

6−2.皮膚科を受診する

皮膚科で乳首の黒ずみを治療するとなると、トレチノインハイドロキノン療法が行われます。これはビタミンCや美白効果を持つハイドロキノン配合のクリームと、そのハイドロキノンの浸透を高めるためのトレチノインという薬剤を処方してもらい、黒ずみ部分に塗っていく治療法です。これはシミ・そばかす、ニキビや火傷の跡治療にも用いられる大変効果の高い美白療法なのですが、副作用の心配があることから残念ながら妊娠中・授乳期間中は治療を受けることができません。ですが、すで妊娠中・授乳期間中が済んでいるのであれば、このトレチノインハイドロキノン療法を検討してみてもいいかもしれません。

まとめ

いかがでしたか?
妊娠中は自分の体を保護するために乳首が黒ずむということがわかりました。

理由がわかると、理不尽さが無くなる分少し気持ちがスッとするのではないでしょうか。

しかし、出産後は元に戻って欲しいですよね。今回ご紹介したケア方法をご検討くださいね!

 - デリケートゾーン, ボディ

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